創業間もないスタートアップ、ベンチャーで起きがちな社内ストレス


 
ストレスチェック制度義務化の対象企業は「従業員50人以上」となっていますが、50人未満の企業に社内起因のストレス不調者が生まれないかというと、もちろんそんなわけありません。創業から間もない、まだ従業員が50人に満たないベンチャー企業においてもストレスは発生します
 
創業メンバー(僕の場合は4人)は誰もが能動的に働きました。その中で僕は他のメンバーよりも能力的にも経験的にも劣ると自認しており、そのために「このままではマズい」というプレッシャーがありました。祝日も会社に行き、自主的にスキルアップをはかったり、平日に遅れた作業を行ったりしました。
 
そのため、心身ともにそれなりのプレッシャーは受けていたと思いますが、創業時にありがちな「熱狂」のようなものがそれらのストレスを吹き飛ばしていたような気がします。事業が順調な時は他の全ての問題を覆い隠すような作用がありますし、僕達も創業からの立ち上がりが順調だったのもあり、多少の疲れやプレッシャーなどはあまり問題に感じませんでした。
 
創業から間もなくは創業メンバー自体がストレスで変調をきたすというのはありませんでしたが、その後入社した初期の社員やアルバイトさんには少しストレスを感じさせてしまった気がします。
 
事業を拡大するにあたって人員を募集し「とりあえず作業はできそうだな」という人を数人雇いました。ものすごくスキルフルではなかったし、経験があったわけでもない新しいメンバー。それは事前に僕達もわかってはいたものの、どうしても創業メンバーと同じような成果を求めてしまい、新しいメンバーにストレスをかけてしまった
 
結果、新たに入ったメンバーは全て短期間で辞めてしまいました。辞めていった人達は一様にメンタル的に厳しいという雰囲気がありました。新しいメンバーのストレス耐性も弱かったかもしれませんが、それよりも僕達のマネジメント、接し方があまりに稚拙だったなと反省するばかりです。
 
このようなケースというのは企業体として未熟な50人未満のベンチャーでも起きているのではないでしょうか。経営陣やマネジメント層が経験不足で、社員のストレスケアまで考えが及ばないというのはありそうです。創業間もないころは起業家や創業メンバーも事業の成長に集中してますし、社員のストレスケアの知識も経験もなく、結果、人の出入りが多い会社になってしまいがち。
 
50人以上の会社には50人以上の会社ならではのストレス構造があり、50人未満のベンチャーにはベンチャーなりのストレス構造があります。日常的なストレスチェックに会社の規模は関係ありませんね。

 
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[記事公開日]2017/02/13